商品なし、顧客なしの状態から、 売れる商品・サービスをつくるための、テストマーケティング法〈5ステップ〉 あなたが、売りたい商品と、お客さんが欲しい、商品。 どっちが、売れると思いますか? もし、お客さんが欲しいという商品を、本格的に販売する前に、 分かるとしたら・・・ その手法が、テストマーケティングです これまで、書籍などでもほとんど語られることがなかった、 テストマーケティングの手法について分かりやすくステップバイステップでお伝えします。 ■テストをしないとこうなります テストをせずに、起業をするパターンをみてみましょう。友人との会話の中で、 「お、このビジネスアイデア、いけるんじゃないか!」といった話になりました。「これは、誰も手がけていないビジネスだから、きっといけるに違いない」 「他の人にはじめられてしまうまえに、早くビジネスを立ち上げてしまおう」 そこで、早速、商品開発にとりかかりました。費用に200万円 商品をつくりあげるのに、なんだかんで、半年かかりました。 よし、これで準備は整ったぞ! 一気に、販売するぞ!!と意気込んでみたものの、全く売れない。。。売り方が悪いのか、色々と改善を施したものの、 全く反応がない。 今回のパターンでは、何が一体いけなかったのか?それは、お客さんの声を全く聞かずに、ことを進めた ということが、うまくいかなかった大きな理由の ひとつであると考えます。 勝手に、ニーズがあると思い込んでしまったりすることで、その思い込みのみで 商品づくりをてがけ、商品を販売しようとしたところに問題があると思います。今回でいえば、200万円の費用と、半年という時間を無駄にしない方法・・・ それが、お客さんの声をきくということです。商品をつくるまえに、まず・〜といった商品があったら、欲しいと思うか? ・欲しくないとしたら、なぜか?どうしたら、欲しいと思うか? ・いくらくらいであれば、欲しいと思うか?これらの生の声を集めておけば、そんなにはずれることはなかったでしょう。 ■テストをするからはやい とはいえ、 「テストなんて、回りくどいことしてられない!」 「いきなり、販売をはじめてみればいいじゃん」 私も、最初はそう思っていましたし、 これまで、多くの場合、そうしてきました。 しかし、色んなことをしてきて、改めて、「テスト」の重要性に気づきました。 一見、「テスト」をすると回り道をしているようにも思えますが、「テスト」をするからこそ、結果的に早くなるんです。 多くの場合、予測からはじめます。 「こんな商品、必要としている人がいるんじゃないか?」 もちろん、このような仮説は、必要です。 ただ、仮説のまま商品つくりに入ったとしても、 はずれること(結局売れない)ことの方が大半です。 理由は単純で、予測でつくった商品は あくまであなたが売りたい商品であって、 お客さんが欲しい商品ではないからです。 ビジネスで完璧はほぼ、ありえません。 どんなに、勘やアイデアが鋭い人でも、 自分の予測がほぼ的中するということはありえません |