慢性腎不全と診断された人のパーフェクトマニュアル慢性腎不全と診断された人のパーフェクトマニュアル 〜慢性腎不全、人工透析マニュアル〜 下記に一つでも当てはまる方は、是非、このサイトを読み進めてください。慢性腎不全と診断された! 人工透析を導入するように医師に言われた! 保存期(透析導入前)を過ごしている! 血液透析か腹膜透析かで悩んでいる! こんにちは。 私、慢性腎不全の持病を持ち、現在、人工透析(腹膜透析)治療を行っている廣地 晃と申します。 著書には次のようなものもあります。 (パスライフレター) 少し、私の自己紹介をさせてください。 私は1974年生まれ。 母親からの遺伝により、多発性のう胞腎という持病を患い、34歳の時に慢性腎不全と診断されました。「慢性腎不全」その言葉を聞いた瞬間はまさに地獄に落ちていくような感じでした。 何といっても慢性腎不全と言えば近い将来の人工透析が必要だとわかっていたからです。しかし、その人生最悪と思われた出来事はまだ更なる不幸の入り口でしかなかったのです。なんと、一番初めに私に慢性腎不全と診断した病院がなんともひどい病院だったのです。慢性腎不全が進行すると、皆様ご存じの通り人工透析の必要があります。 人工透析の治療を受けるということは、身体障害者になるということでもあります。 もちろん、生活にもいろいろ支障をきたしますし、医療費も高額なものになります。しかし、人工透析治療を行うと、現在は身体障害者認定を受ければ、障害者年金の受給や、医療費免除の優遇措置などがあります。というのは当たり前の話なんですが、実はこれが当たり前の話ではなかったのです。私が一番最初に慢性腎不全と診断を受けた病院では、その後のアフターフォローが一切なかったのです。 ですから障害者認定の申請方法も分からない、障害者年金の受給もままならないなど本当に当初は不安だらけでした。 そしてこの病院では危ないと思い、私はネットや友人などの口コミを調べて転院することにしました。するとそこでは人工透析の導入と共に身体障害者認定の申請などの相談に乗ってくれ、様々な指導を受け、今の状態までになりました。今では腹膜透析をしながら、障害者認定も受け障害者年金も受給し、一応、安定した生活が送れています。しかし、世の中にはまだまだ慢性腎不全になった時の対応方法の情報が不十分であり、保存期(透析導入前)の過ごし方から、人工透析の選択、各種福祉サービスの受給方法などの情報が周知されておりません。そこで私が実際に慢性腎不全と言われてから、現在までの経験をもとに。慢性腎不全と診断されてからどのように過ごしていけばよいのか? どのような手続きをすることができるのかなどをここにまとめました。次に当てはまる方は是非、この先を読み進めることをお勧めします。 その他の方には意味のない手紙ですので、閉じていただいて結構です。慢性腎不全と診断された! 人工透析を導入するように医師に言われた! 保存期を過ごしている! 血液透析か腹膜透析かで悩んでいる! これらに当てはまる方は是非、私の話を聞いてください。私達、慢性腎不全患者はとても社会的弱者です。 それぞれの病気による生活苦に加え、金銭的にも非常に厳しい状況となることが予測されます。私も慢性腎不全と言われる前から入退院を繰り返し、定職にもつけずにお金には大変苦労しました。 両親や親戚に頼んでお金の工面をするなど、非常に精神的にも肉体的にも苦しい思いを味わってきました。今でこそ障害者認定されて障害者年金が受給されていますが、それまでは一銭も国や自治体からの援助はなかったのです。あなたはどうですか?今、腎不全で将来の事に不安を感じ情報を欲していませんか? 今、保存期で食事療法などを行っている途中で、人工透析関連の情報を欲してはいませんか? 今、人工透析の導入を言われ、人口透析関連の情報を欲してはいませんか? 今、障害者になった後の各種福祉サービスの情報を欲してはいませんか?そんな疑問に答えたのがこの「慢性腎不全と診断された人のパーフェクトマニュアル」です。 ここで当マニュアルの中身をご紹介します。 当マニュアルの目次は下記のようになっています。1.慢性腎不全と言われるまでの生活 2.慢性腎不全と診断 3.腎臓病について (1)腎臓病の |