中学受験 勉強遊びたい盛りのかわいいわが子を無理やり机にしばりつけ、 たとえ高熱があろうとも勉強の遅れが気になって塾を休ませることができない。 親は本当に自分のことが鬼に思えて切なくなります。 なんでここまでつらい思いをして受験をしなければならないのだろう。 ほとんどの中学受験生の親はそのことについて悩み苦しみます。 この子はまっすぐ育たないのではないか、 お母さんを大嫌いになってしまうのではないか。 夜中に勉強に疲れて眠り込むわが子の寝顔をみて、親は何度涙することでしょう。 でもね、お母さん。受験生の親ならみんないっしょですよ。あなただけが苦しいのではありません。 一人で悩まないで下さい。もしあなたが以下の項目に1つでも思い当たることがあれば、もう少しだけこの文章を読み進めて見て下さい。 あなたの悩みを解決出来るヒントが見つかるかもしれません。 何度いっても勉強意欲のわかない子供に腹が立ち、塾に退塾届けを出しに行ったことは1度や2度ではない 「やる気があるのか!おまえの塾代にいくらかかってると思ってんだ」などというひどい言葉が次から次へと口をついて出てしまう 父親が勉強を見てくれるのはいいが、自分の教え方が悪いことは棚に上げてつい感情的になり、時には手が出ることもある 子供と口論になり、塾のテキストをビリビリに破いたり、ゴミ箱に捨ててしまったことが何度もある このままだと、自分は一生子供に恨まれるのではないかと真剣に悩んだことがある 泣いている子供を延々と叱り続け、ふと我に返ったとき自分が恐ろしくなったことがある 最近子供に対して「お前みたいなやつは公立に行け」という言葉が日常的に出てしまう 塾は成績のいい子供だけをえこひいきしていると、本気でそう思う トンビがタカを生むことは絶対にないのだ、と我が子を見ていてしみじみと思う 遊びたい盛りの子供にここまで勉強させて、この子は絶対にまっすぐ育たないのではないかと、真剣になやんでいる 子供の体調が悪くても、勉強の遅れが気になって塾を休ませることが出来ない自分が鬼に思えてしまう 泣いて、わめいて、怒鳴って、このままだと家庭崩壊してしまうかも知れないと本気で思う 塾で仲良しの子たちがどんどん上のクラスに上がっていって、本人も相当に悔しいはずなのに「僕平気だよ」という子供の健気な言葉を聞いて涙がとまらなくなった 「もし不合格だったら...」そんな不安が頭から離れず、慢性的な睡眠不足になってしまった 子供に「お前みたいなやる気のないやつは出て行け!」といっても出て行かなかったので自分が出て行ったことがある 不安のあまりいてもたってもいられなくなり、何度も塾の先生に相談に行き、そのたびに「お母さん、落ち着いて下さい」と諭される 子供のノートのあまりの汚さに、気絶しそうになったことは1度や2度ではない 子供と口論のあげく「うるさい」とか「あっちへ行け」とかいわれてへこみまくっている 夫に「お前最近おかしいぞ」といわれたことがある 勉強に疲れ果てて眠っている我が子の寝顔を見て、涙が止まらなくなってしまったことがある はじめまして。和田秀樹と申します。精神科医でもあり、「緑鐵受験指導ゼミナール」や「学力向上!親の会」の監修など教育評論家としても広く活動しています。 また、これまでに書籍を400冊以上書かせていただいておりますので、あなたも書店などで私の本を1度は目にされたことがあるかも知れませんね。 「暗記数学」というそれまでの常識を覆す数学の勉強法やその他独自の勉強法により、成績不振に悩む多くの受験生を難関大学合格に導き、「受験の神様」などとも呼ばれたりしました。もちろん、中学受験に関する書籍も |