これが自分の本を出す出版への本当の近道 自分の本を出したい! 著者になりたい! 印税を手にしてみたい! 内容には自信がある! でも、出版社に知り合いはいないし、 どうしたらいいんだろう… ↑「そんなあなたの夢をかなえます」初めまして!いま、「夢をかなえます」と発言しましたのは私、編集者の山田徹です。 編集者になって30年になります。 これまで、雑誌、新聞、書籍(一般書、 専門書)など、いろいろな出版物をつくってきました。その私が、「これから本を出したい」と思っていらっしゃる一般の人のために、 「これしかない!」という「出版への近道」を編集者の立場からマ ニュアルとしてまとめました。 ■山田徹略歴 早稲田大学法学部卒業。 マキノ出版に入社、月刊誌『特選街』編集部に所属、その後、業界紙(法律、医薬)記者・編集者、医学書編集者、パソコンプログラム言語開発会社(ユーザー誌、書籍、マニュアルの編集)、一般書籍編集者を経て、現在はフリーランス編集者。■最近の出版物 『わかることはかわること』(養老孟司×佐治晴夫、河出書房新社) 『ひとと動物のかかわり』(養老孟司、河出書房新社) 『頭痛くらいで病院へ行こう』(清水俊彦×水沢アキ、河出書房新社) 『自分発見の処方箋』(笹田信吾、河出書房新社) 『代替医療&統合医療イエローページ』(上馬場和夫、河出書房新社) 『自転車乗り快走ノウハウ』(高村精一、JTBパブリッシング) 『ウオーキングの基本』(上野敏文、JTBパブリッシング) 『ダイエット検定2級テキスト』 (日本ダイエット健康協会) 『ダイエット検定1級テキスト』 (日本ダイエット健康協会) など。 「素人が本を出すのは難しい」とよくいわれます。 本当でしょうか? 本当です。 …これでは、みもふたもありませんね(笑)。 安心してください。続きがあります。 実績のない人でも出版にこぎつけられる 「あるやり方」があるのです。 その「あるやり方」を知って実践すれば、 あなたの本を出すことはそんなに難しくなくなります。思いのほか、簡単に出版が決まってしまう可能性だって大いに あるのです。 「いきなり出版社に原稿を送っても、 ほとんど相手にしてもらえないらしい」本当でしょうか? …これも本当です。 よっぽど運がよければ別ですが、実績のない人から原稿が送られても、 まず編集者は読みません。 そもそも、その原稿が編集者のところまで届くかどうかも保証されていません。それよりも、結果的に出版への近道になる「あるやり方」がありますので、 これから出版をめざす人には、それらを実践することをおすすめします。「あるやり方」…、お知りになりたいですか?そのやり方はテーマに別れていますが、まず、相手を知ることから始まります。 相手を知ってから、作戦を考えましょう。相手とは、出版社のことですよね? そうです。 本を出すのを決めるのは出版社です。ところで私は編集者ですが、 「編集者」と呼ばれる人たちがいったいどんなことを考 え、 どんなことをしているかご存じでしょうか? まず、相手(出版社・編集者)のことを知る 広辞苑によると「編集」は、「資料をある方針・目的のもとに集め、 書物・雑誌・ 新聞などの形に整えること」とあります。編集者は、 それをする人ということになりますね。簡単に言うと、出版社の編集者は本をつくる人です。 出版社にもよりますが、 ほとんどの場合、企画するのも編集者、 本を出すかどうか決めるのも編集者 (の会議)です。ですからここでは、「相手を知る」というのは、 「編集者を知る」ということが中心になります。マニュアルには、 本ができるまでの基礎知識や、編集者がどんなことをするのか、 何を求めているかを書いてあります。 ここのところずっと、「出版不況」と言われています。きっとこの言葉を 聞いたことがあるでしょう。 本が、昔のようには売れなくなってしまったのです…。 ということは、出版社は本をあまり出さないってこと? ![]() |