開成高校・英語入試問題の攻略PLATINUM BOOK公式サイト 開成高校受験生を持つ保護者の方々 は、 子息が大手有名進学塾へ入ったことで、第一段階の安心を得られたかもしれない。 思わせぶりな選抜試験を受けさせられ、見事にエリート受験生となったと、錯覚させてくれるのだから。 合格者の95%は有名進学塾に通う。 ライバル受験生と最低限の同条件を確保するためだ。 それがクリアすべき最低条件のように思い込まされている。 塾側の商業主義に乗せられている、くらいは承知の上だが、仕方なく申し込む。 当たり前のスタートを切るためだ、と。 進学塾に在籍する意味は何でしょう。 塾に属することは、「ライバルを意識できるコミュニティーに身を置く」という以上の意味を持つのでしょうか。 最多の合格者を送り込んだと毎年PRしてきたのに、経営危機に瀕している、と聞く最大手進学塾は、 進学塾というシステムの実態を示す好例だ。 入塾者を「獲る」ためには、開成高合格者の数をPRすることが欠かせない。 そこで、優秀な他塾の在籍者を特恵待遇して、その接点だけを利用して、勝手に自塾の成果に カウントする。ここは、そんな方式でビジネスしてきた、とは周知の事実。 (わかりやすいのは、本年度の速報でも、S※X (49名) や 市※ (38名)が数字を 打ち出せるのに、ここは各校の数字をいつまでも出せないでいた。) そして今、破綻寸前だ、と。 講師の質は凡庸で、ただのサラリーマン学生がマクドナルド式のマニュアルで適当に教える。 そんな事情は、ここに限らず、どこの大手進学塾にも等しく当てはまるかもしれない。 それで、進学塾というシステムが何を提供してくれる、というのか。 進学塾が学力をつけてくれるのではない。 学力は生徒各自の努力と適任者によるコーチングでつけるものだ。 塾生でなくとも、公開テストを受ければ偏差値は測定できる。 しかし、決して進学塾の力を借りたわけではない受験生が、合格者となり、数字となって PRに使われ、次期の入塾生獲得の牽引力となる、 この商業サイクルを回していくのが進学塾の本質であって、それ以外の何者でもない。 パンフレットやサイトに掲げるきれいごとは、客寄せのセリフに過ぎない。 進学塾の使命は、勝つための戦術を叩き込むこと、のはずだ。 彼ら側には、そんな使命感はない。入塾料+授業料を払ってもらえればそれが全てだから。 現実には、そんなサービスは提供されていないのに、塾へ通わせる側が勝手にありもしない ことを期待しているだけ。 ほんとのところはどうなのか、 開成高校に合格した生徒達はどんな特別な勉強をしていたの |