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発行者 山西 茂
価格 DL
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 突然ですが、下の二つのフィニッシュ(フォロースルー)のうちで、正しいのはどれでしょう?
 また、なぜそのフィニッシュ(フォロースルー)が正しいのでしょうか?





 

1 1999年当時のタイガー・ウッズ             2  2009年の有名日本人プロ



 



 ここで誰も答えられなかった問題です

ゴルフではドライバーなどのときのスタンスは飛球線に対して平行です
いわゆるスクエアスタンスをとります

しかしアプローチやバンカーショットでは、オープンスタンスになります

ところが究極の短いショットであるパッティングでは、再び
スクエアなスタンスになります

なぜでしょう?

(答えはこの本文の中に、わからないように埋め込まれています)

 上の二つのフィニッシュ(フォロースルー)のうちで、正しいのはどれでしょう?
 また、なぜそのフィニッシュ(フォロースルー)が正しいのでしょうか?
 考えてください!
 答えは1です
 なぜ1の形が正しいか?
 それを説明しましょう

 さて、1と2ではどこが、違うか?
 細かい違いはさて置いて、このポイントを見れは、そのスイングが正しいか?そうでないかが、判る所があります
 判りますか?
 それは、下半身です
 それもつま先です
 2のスイングをご覧ください
 一見、素晴らしいこのフィニッシュ(フォロースルー)も、足元が良くないのです
 ゴルフスイングに限らず、ほとんどのボール競技で、そのボールを飛ばす原動力は大地と足の接点で生まれます
 つまりゴルフに限らず、スポーツの要点のひとつが、大地と足の接点なのです

 それが、このつま先に現れます
 そして1のフィニッシュ(フォロースルー)では、つま先立ちに近い形で地面と足が接しています
 このイラストではわかりにくいですが、当時の写真を見るとよくわかります




 しかし、2のフィニッシュ(フォロースルー)では、どうでしょうか?







 体重が足の外側に寄っていて、足の裏がめくれるように立っています


 これがここでいう「悪いスイング」です
 「悪いスイング」とは一流のプロに対して大変失礼ですが、「ナチュラルではない」とお考えください
 では足の裏がめくれるようなスイングはなぜ、「ナチュラル」ではないか?
 これは簡単です
 このような形は、他の球技ではあり得ないからです
 たとえば野球の内野手が、このような脚のポジションから踏ん張って1塁に送球ということがあるでしょうか?




 その選手は足首を捻挫してしまうことが、よく起きるとは思えませんでしょうか?

 つまりこのように足の裏がめくれるような形は、ゴルフのように激しい移動を伴わない競技であるからこそ、見逃されてしまうのです
 バスケッ
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