35歳からのバレエ入門 35歳からのバレエ入門 先生のバレエ語と体をつなげるヒント はまのみどりさん 45歳からバレエを始めて1年半 あら木先生、こんにちは。 個人セッションと、テキストの感想をお送りします。 ◆軸探しの旅 整体の後、軸の練習。 アンバで1番で立つと胸が反りすぎとのこと。うーん。 つまり、あご上がりすぎ、あれれ。よく「あごをつんとあげて」とバレエのレッスンで言われるけど…。 そして軸は思ったより「後ろ?」ぶー、違います「前です」あれ?頭をゆらゆらして調整していただき 「ここ!」と言われたポジションは確かにとってもラク、どこも無理していない。 そのまま、足元のターンアウトを「止めずに、どこまでもマキマキし続ける」感覚を保つと おなかは自然に引っ込み、あら不思議、上体の力が抜け、すっと立てた、気がする。帰宅後、あの無重力にも近い感覚の「頭の位置=からだの軸」を探してみるが、 なかなか「ここ!」と自信を持てるポイントが見つからない。 仕事中もデスクに座りながらと軸探しの旅をしていると、 ふっと頭と首がラクになる地点があり、 漠然とではあるが「ここ?」という瞬間があった。◆力んで引き上げるんじゃなくて結果として引き上がるのか 初めに「引き上げる」ありきだと、 力入れておなかへこませる ⇒肩甲骨の下に力入れて肩下げる ⇒目線あげてしまう ⇒首が自由に動かなくなる …と果てしない負のスパイラルに入ってしまう。そうじゃなくて、 ターンアウトを意識し続けることで 上体の自然な上昇志向が生まれて結果として「上体が引き上がる」だったんだ。肩甲骨の下に力入れて「下げる」必要もないし、 あごを上げるキープ力も必要もないし、なんてラクなの!!◆衝撃の「床を踏めてない」発覚(T_T) 私にとって永遠の謎の1つが「床を踏む」だった。 先生に「床を数センチ下まで踏む感じで」と言われても、まったく意味がわからないのだ。で、あら木先生にプリエを見ていただくと「こりゃ踏めてないわ」と一言。 足指に力を入れすぎているからか、親指のつけねが浮いてるらしい。浮いてるのだから踏めと言われても踏めないはずだ、わからんはずだ。 これはけっこう衝撃的な発見だった。 すべてがプリエから、というのは、こういうことを言うのだと初めてわかった気がする。 ◆セッション後、初のレッスン シンプルにレッスンできました。 今日もたくさんの注意が先生から飛んできます。、 背骨MAXに長くしてー 首長くー お尻締めてー 肩あげないでー 背中落とさないでー 肋骨と骨盤の間あけて〜等々でも、自分で意識したことは2つだけ。 ・軸を見つける ・続くターンアウトを意識するこの2つで、言われたことの多くはカバーできた気がする。 もちろん、バーでもセンターでも動きながら 常に「軸を見つける」ことは非常に難しい。でも、何よりレッスンを通してとてもカラダがラクだった。いつもは「おなかへこませて肩下げて内腿力入れて」立っているのが 軸を取る(探す)ことでらくーに立てた。 特に先生からホメられもしなかったけど(厳しいんです、めったにホメてはくれない)、 注意も受けず、淡々と進むレッスン。 ![]() |