失業保険生活3年目! 失業のプロだから明かす、失業保険【裏】延長マニュアル 総務省が2009年8月28日に発表した労働力調査によると、 本年7月の完全失業率は5.7%で、調査を始めた1953年4月以来の最悪となりました。 男性の完全失業率は6%を越え、7月の完全失業者数は359万人にまでのぼり、 前年の同月と比べても103万人もの失業者増となりました。 それに対し、厚生労働省が発表した有効求人倍率は3ヶ月連続で過去最悪を更新し続けています。 (2009年8月 厚生労働省調べ) 失業者数は増え続けているにも関わらず、求人枠は減り続ける一方。 文字通り、未曾有の不景気を向かえている中、全ての失業した方に共通する思いは、 「1日でも長く失業保険を貰い、その間になんとか再就職先を見つけたい」 これに尽きる事でしょう。 しかしです。 誰もが、「1日でも長く失業保険を受給したい」と願っているにも関わらず、 その多くの方は、失業保険を長く受け取る為の方法・手順を知らない為に、 ハローワークの指示に従い設定された、僅かな期間しか失業保険を受け取れず、 終わりの見えない雇用先不足の中を、仕事探しに明け暮れているのが現状です。 ご存じの方も多いと思いますが、失業保険の受給資格には、 ・会社都合退職 (リストラ、倒産などでやむ終えず会社を退社した人) ・自己都合退職 (自分の都合で会社を退社した人) この2種類があります。 会社都合退職の場合、 上記図の通り、長期に渡り失業保険を受給し、安心して求職活動を行えるのに対し、 自己都合退職で会社を辞め、失業保険を受給しようとすると、 最大(勤続20年)であっても、150日しか失業保険を受け取る事が出来ません。 例として、 勤続10年 35歳男性の場合だと、 会社都合退職 → 240日 自己都合退職 → 12 |