みなさんは投資で利益を出せていますか? 投資は上がるか下がるかしかありませんから、単純に言えば半分の人は利益が出るはずです。 ところが、現実には個人投資家の9割が損失を出している。 そして、損失を出している個人投資家の9割が「買い」だけで投資をしているそうです。 でも、考えてみてください。 株価は上がったり、下がったりを繰り返しています。こんなことは誰でも知っています。 それでも、買いしか行わず、利益が出ないと嘆く投資家がどれほどいることか。 そこで私は、声を大にして言いたい。 なぜ「空売りをしないのか?」と。 私自身、証券ディーラーとして証券業界の第一線で毎日相場と戦ってきましたが、私の周りには、買いよりも売りで投資するディーラーが多かった。 それは、「売り」の方が利益が出しやすいからです。 このマニュアルには、私がディーラーとして培った22年間のすべてを詰め込みました。 あなたも、このマニュアルで1割の勝ち組になっていただけることを願っております。 元証券ディーラーの山本伸一です。私はかつて証券会社に在籍し、プロのディーラーとして22年間、株式市場の第一線で戦い、結果を出してきました。 今回紹介するのは、私がディーリングルームで、一日で何億というお金を動かして、利益をあげていた、まさに証券業界の第一線で使っていた現場の手法です。豊富な取引経験と独自の研究によって、精度が高い投資手法であると胸を張って言うことができます。 このプロのディーラーが使っている投資手法を、個人投資家のあなたにも身につけて頂きたいという一心で公開することに致しました。 私も証券会社でディーリングを行うようになって、すぐに大きな利益を出していたわけではありません。 入社当時は、「月300万円の利益」というノルマをこなすのに必死でした。 証券会社のディーラーには「これだけの利益を出さなければならない」という「ノルマ」が課せられています。損失を出せば即座にクビになる厳しい世界です。しかも、いつまでに何十万円の利益を出さなければならないという時間もシビアに決まっているのです。 証券会社のディーラーというのは、ディーリングルームという特別な部屋に入ってディーリングを行うのですが、私が必死に「月300万円の利益」というノルマに四苦八苦していたのに、余裕で数億円をひと月に稼いでいた先輩ディーラーがいました。 月に3000万円以上稼ぐと、「社長賞」といって100万円程度の特別手当が出るのですが、その先輩はその「社長賞」などは「これみんなで使っていいよ♪」と後輩たちにポンと差し出す余裕。 それはそうです。月に3000万円以上ディーリングで利益を出していれば、ディーリングの利益の30%は自分のものになりますから、月に1000万円以上は稼いでいたことになります。そんな先輩にとって100万円程度の社長賞などは、たいしたお金ではなかったのでしょう。 私は何とかこの先輩に追いつき追い越したいと、必死に勉強を重ねました。 そんな私に先輩は「山本、売りが重要だぞ」と諭してくれたのを覚えています。 そうなんです。確かにその当時も私は空売りを行っていましたが、買いと売りの比率は、8:2くらいでした。 しかし、先輩は空売りの方が利益が出るということを教えてくれたのです! それから、私は空売りの手法を1から勉強し直しました。これまでは相場を見る時に、どの銘柄が上がりそうか?という視点で見てきましたが、その後は同じくらい下がりそうな銘柄も見つけることができるようになりました。 そうして、単純に投資チャンスが2倍になっただけでなく、買いと売りからより利益が出やすい方に投資したおかげで、勝率は数倍になったのです。 空売りの最大の魅力は、「株価が下がっても利益を出せる」 単純にこの1点に尽きます。 相場は上がるか |