面接官 「志望動機は?」 学生 「御社の社風に惹かれまして」 面接官 「分かったようなことを言いますね」 学生 「志望動機なんかねーよ!自分が入るときあったのかよ!」 面接官 「確かに俺も何となく入ったんだっけ」 学生 「すっきりした〜」 面接官 「俺もすっきりしたー」 あるCMのワンシーンです。私も 「志望動機なんて、第1志望以外ないよ!」という気持ちでした。 自己PRって俺普通だし… 学生時代はバイトくらいしかしてないし… 志望動機なんてあるわけねーよ… エントリーシートがムズすぎる… という状況でした。確かにこれらは、大切なものです。しかし、私は内定をとるために欠かせないあるものを見落としていたのです。 ESでの自己PRや志望動機の内容よりも25.3倍も重要で、面接で内定を取るためには外せない秘密です。その秘密が記された最新の資料がここにあります。 「人事担当者として人を見るときに、最も注意する点」人事担当者500人を対象に実施した新卒採用に関する調査で、面接で重視する質問について聞いたところ、トップは、「話し方」(38.2%)、 次いで「表情」(23.2%)、「立ち居振る舞い」(18.2%)、「身なり」(16.6%)という結果となった。対面しただけではわからない点を、より 重視しているようです。 (楽天リサーチ、みんなの就職株式会社調べ)人事担当者が面接の際に、まず重視するのは、「話し方」 この資料によると、話している内容は、3.8%程度しか見ていないことになります。 面接をする人事の人は、話している内容をほとんど重視していなかったのです。 では、話し方って何でしょう?まるで、オバマ大統領のように人前で堂々と人々を魅了しながら話すことでしょうか? 論理的に話すことでしょうか? 難しい言葉を使って専門的に話すことでしょうか? 身振り手振りを使って話すことでしょうか?こういったことも話し方に入ってはいますが、そこまで重要ではありません。 まだ一番割合が大きくて、一番大切な部分ではありません。話し方で一番大切なこと、 それは、「声」です。 相手、面接官の耳に届き、はっきりと聞き取れる声優しさの中にもあなたの決意、やる気、熱意が感じられる声自信がある声表情のある声この声が話し方の大部分であり、この声、話し方を手に入れる=話し方・表情・立ち居振る舞いが手に入るという、面接で内定をとるために必須なものだったのです。 極端な話をしてしまえば、どんなにESが大した内容でなくても、堂々と自分の声で話せていれば内定を取れる可能性が高いのです。あなたが一生懸命自己PR、志望動機を考え、間違わないように丁寧にESを書いているにも関わらず、内定が貰えない原因は、声にあったのです。ただ、声と言っても、「大声を出せば良い」という話ではありません。あなたの人生を決める面接という場で、体は緊張しています。そんな状態で大声を出すと、本人にはわかりませんが、相手には怒鳴っているようにしか聞こえず、マイナスです。私がこれからお話しする話し方を良くする方法は、現時点であなたの声が「小さい」とか「大きい」とかは、一切関係ありません。 もともと声が小さい人も声が大きい人も同じように内定をとれる話し方を修得することはできます。では、ここであなたの声がどんな声なのか実験してみようと思います。 簡単です。 1.マウスを持っている右手を離し、携帯電話を持って下さい。 「あ、メール来てる」と思っても、実験を優先してください。 2.携帯の機能の中の「音声・伝言メモ」といった録音機能を探して下さい。 大抵その機能か、その周辺に録音する機能があります。 3.その機能を使って、20秒面接の練習で自己PRしてみてください。4.その音声を聞いて下さい。 聞きましたか?それがあなたの声です。 思ったより |