リサ あなたが、自分の体型に悩んでいるとしたら、このレターをしばらく、読み続けましょう。(笑い) 質問します。 何故、あなたはあなたにとっての、理想的体型を維持できないのでしょうか? 主な登場人物 リサ(NYを拠点に活躍するモデル兼大学院生、専攻は芸術学。 何故か子供の頃から、日本に憧れていて、ハイスクールの時、日米交換留学制度で、日本滞在の夢が叶う。 職業柄、健康法に通じており、ごく自然に、体型を維持する術を心得ている。 サイキックで、自分に必要な情報は、しばしば、女神からゲットする。) サリー(名古屋在住の大学院学生で、アメリカが大好き。専攻は芸術療法。本当はカウンセラーよりも、渡米してモデルとして活動することを夢見ている。 感情の起伏が激しく、痩せたり、太ったりを頻繁に繰り返している。 そのため、時々貧血を起こす。冷え性。趣味はジャズダンス。) ドクターマイケル(インターナショナルな画家で、趣味はジャズダンス。ムーンウォークが上手な為と、博学な故、ドクターマイケルの愛称を持つ。) リサと夢 ボーグ紙の撮影を2週間後に控え、リサは少し、気が重い。 というのは、元々、彼女はデリケートな肌の持ち主で、そのお手入れにはいつも心を配っているにもかかわらず、この1週間、皮膚が痒みを帯びている。 「いったい何が原因かしら。水分補給に抜かりはないし、食事もいつも通り。 それに、少し体のむくみが気になるわ。体重は変化ナシなのに。」 彼女の皮膚の痒みは、眠りに落ちる前に特にひどいようだ。 サリーは何か聞きたいことがある時、夢の中で天使や女神にアドバイスしてもらう。 子供の頃からのいつもの習慣。そのことは家族にも友人にも秘密にしている。 彼女は深い眠りの中、確かに大天使ミカエルの声を聞いた。 「サラダにドレッシングをかけるのは止めなさい。 そして、いつも心を落ち着かせ、光であなたを包み込むのです。」 サリーは最近愛用しているこのドレッシングの何処に問題があるのか、早速、ライブラリーで調べることにした。 痒みの原因は防腐剤に含まれる亜硫酸系の化合物だった。 彼女の痒みやむくみは、2、3日で解消した。 サリーのジャズスタジオでの転倒 この1週間、サリーはお米を取らないダイエットに取り付かれている。 それに野菜もGI値の高いニンジンはパスしている。 元々低体温の彼女だが、今日は特に気だるそうである。 アイソレーション(首、胸、腰等身体を部分的に動かすダンスエクササイズ)が終わり、ピルエット(バレエやジャズの体の回転技術)をする段になったとき、ドクターマイケルは嫌な予感がした。 彼は、サリーの右斜め後方にいたが、今日のサリーはルルベ(つま先立ち)がいつもよりおぼつかない。 彼女の転倒を視野に入れ、彼はいつもより若干、間を縮めて回転した。 彼女が転んだ場合、回転後フォローするためである。 「今日はダブルも無理かも知れない。頭がすっきりしないから。鉄分が足りないのかしら。」 彼女は |