「200年住宅」は実現する。住宅先進国スウェーデンから住宅の資産価値を上げて住宅を資産化するノウハウ ■ なぜ、住宅の「資産価値」が重要なのか?日本の住宅は、まだ住んでいない状態でも 買った瞬間に資産価値が一気に下がり、15年後にはゼロになります。 住宅の平均寿命は26年、30年後にはほとんどが取り壊されています。その住宅を購入するのに、多額の住宅ローンを組んで 30年以上かけて元金と利息とをすべて返済しているのです。 例えば、3,000万円の住宅を30年間の住宅ローン(利子3%)で購入し、 30年間での総費用が元金と利息を合わせて4,500万円だとします。30年後の住宅の資産価値がゼロだとすると、 30年間でその住宅に4,500万円投資したことになり、 当然、リターン(戻ってくるお金)はゼロです。 4,500万円の消費といったほうが適切ですね。 その場合はリターンが3,000万円となり、住宅に投資していた4,500万円が 30年後に3,000万円の利益 を生み出したことになります。これが住宅の「資産価値」のすごさなのです!つまり、同じ住宅に住みながら3,000万円も得をしてしまうのです。 言い換えれば、「1/3の費用で住めてしまう」、もしくは 「住宅を3倍も高く買っていた」とも言えるでしょう。 私がこのような説明をすると、「確かに理論的にはそうなるけど、築30年の住宅が 購入した時と同じ資産価値があるなんてあり得ないでしょ!」と反論される方が必ずいます。そうですね。「今の日本」ではあり得ない話かもしれません。 しかもスウェーデンでは、買値以上で住宅を売却! なんてことまで起っているのです。 あなたはこんなことが日本でも可能であると思えますか? あなたもこのような高い資産価値を生み出す住宅をつくれると思いますか? 「もしかしたら日本でも・・・」 と思われた方、 「もともと資産価値がゼロなのだから・・・」 と思われた方、このまま読み続けてみて下さい。私は可能であると確信しています。 その根拠をあなたに ご説明したいと思います。■ はじめまして。 はじめまして。 金井田晃央(かないだあきお)と申します。 日本の大学・大学院で建築を学んだ後、 住宅先進国であるスウェーデンで8年間、 スウェーデン住宅・建材輸出の仕事をしてきました。根拠を説明する前に、 少しだけその経緯をお話しさせて下さい。 その方があなたにとっても 結果的にわかりやすいと思います。■ スウェーデン本国仕様住宅との出会い私がスウェーデン住宅にはじめて興味をもったのは、 日本に建てられたスウェーデン本国仕様の住宅を見学させてもらった時です。その時のことは今でも強烈に覚えています。 真冬の群馬県の山奥に建てられた別荘でした。 小雪が舞って身に凍みる寒さの中、建主の方は快く家の中へ案内してくれました。玄関に入った瞬間、「はっ!」と思いました。 「空気がやわやかい!」と感じたのです。ニュアンスがとても伝えにくいのですが、 真冬だというのに、どの部屋も暖かくとても居心地がよかったのです。そして、その居心地のよさを実現しているのが、 高い断熱性能であったり、3層ガラスの木製窓である と建主の方は丁寧に説明をしてくれました。 特に驚いたのは、24時間換気システムでした。新鮮な空気が寝室やリビングへ給気されて、 汚れた空気がトイレや浴室から常に排気されるものでした。その排気と給気は熱交換されて省エネだとか、フィルターで外気の汚染物質が除去される、 換気システムには暖房機が組み込まれていて、それだけで全室を暖房している・・・ などなど、一度にはすべて理解できませんでしたが、 とにかく 「ものすごい住宅」 だということだけは感じ取れました。 同時に建築を勉強していたにもかかわらず、 ■ さらにすごいスウェーデン本国の住宅その後、その強い思いが叶って、運良く、スウェーデン住宅や建材を輸出している スウェーデンの会社へ就職することができました。海外で仕事をすることに強い憧れはあったのですが、一番の難関はやはり語学でした。 ![]() |