■ 恋愛カウンセラーが教える「魔法の恋愛心理学」 ■ 「もうゲームの世界に入り込むのは止めて、現実社会の女性と恋愛したいんです!」 そう涙ながらに話し始めた竹下さん。 彼は今年26歳。あと1ヶ月で27歳になるおとなしめの男性でした。 美少女ゲームとインターネットが大好きで、給料の大半はこれらの趣味に消えてしまう程の入れ込みよう。 更に話を聞くと、今まで実際の女性と付き合った経験はゼロ。 その代わりパソコン上の美少女キャラに一年中囲まれて、自分なりに楽しい毎日を送ってきたそうです。 竹下さん(本人) そんな竹下さんが私のもとに相談に訪れたのには、あるきっかけがありました。 それは2週間前に行った友達の結婚披露宴での出来事でした。 高校時代の親友が結婚するということで、竹下さんも式を楽しみにしてました。 結婚式の日。新郎新婦を祝福し、久しぶりの友人との再会・・・ 友人 [おおっ 竹下 久し振りっ元気だった?」 竹下さん 「うん、まぁなんとかね・・」 友人 「そっか、それで彼女で来たか?」 竹下さん 「まあ・・・・・・」(それでの意味がわかりません) こんな会話をくり返しあっという間に時間は過ぎていきました。 そして式も終わり、帰宅した後のこと・・・。 「あぁ、良い披露宴だったな〜。」 パソコンの電源を切り、今日の披露宴を何気なく振り返ってみると、 急に披露宴の一場面が鮮明に蘇ってきたのです。 思い出したのは、披露宴開始直後、新郎・新婦の生い立ちから出会い、 結婚までをスライドを交えて振り返るという、披露宴でよくある場面でした。 おきまりのBGMがながれ・・・ 二人が生まれたばかりの写真から始まり、高校、社会人と、 司会の女性が時々ユーモアを交えながら両者を紹介しています。 サッカー部だった新郎が県予選で貴重な同点ゴールを決めたことや、 新婦が学園祭でリーダーシップを発揮してクラスをうまくまとめたこと。 そして新郎新婦は幸せそうに、楽しそうにそのスライドを |