あなたは実際にお子さんにこう言った事がありますか? もしもあるならご注意ください。 「やればできる子」は「やりかたを知っている子」のみです。 そして塾講師の経験から私は「勉強のやりかたを知っている生徒」が 全体のほんの一握りである事を知っています。 逆に勉強のやりかたをマスターした生徒が飛躍的に成績を伸ばし、 さほど苦労する事もなく名門大学に進学できる事も… この手紙にはその「勉強のやりかた」についての全てが書かれています。 もし「伸び悩んでいる子供の為に何かできる事はないか?」と、 あなたが真剣に考えておられるなら、 この先を一字一句漏らさず読み進めて下さい。 これは以前、私が勤めていた塾の生徒、加藤雄介君のお母さんとのやりとりです。 「もう息子に何と声をかけていいのか…」 開口一番、雄介君のお母さんはこうおっしゃられました。 高校1年生の頃から塾には週3日休まず通い、 学校から帰宅すればすぐに机に向かう毎日… そんな勉強一色の生活のおかげか、 1年生の間は少しずつ学年順位を伸ばしていきました。 しかし、はじめは少しずつ上がっていた成績も、 高校2年の終わりと共にピッタリと止まってしまったそうです。 それ以降、塾を変えても家庭教師を雇っても成績は伸びず… そして事件は起こりました。 雄介君のお母さんが評判の良い参考書を買い、雄介君にプレゼントした時の話です。 雄介君「何これ?」 お母さん「この参考書良いらしいよ。使ってみたら?」 雄介君「いらねーよ!ふざけんな!」 お母さん「え…どうしたの?」 雄介君「こんなの意味ないんだよ!生まれつき頭悪いんだから!」 お母さん「そんな事ないでしょ…あなたはやればできるんだよ」 雄介君「言われなくても普通にやってるから!でもやってもできてないじゃん! いいからもう放っといてくれ!!」 今まで口答えすらほとんどした事がなかった雄介君の感情の爆発に、 お母さんは酷くショックを受けた様子でした。 私 「…わかりました、それでは雄介君と2人でお話させてもらえますか?」 実はこういったケースは非常に多く、全て同じ問題が原因として根元にあります。 |