サヤ取り 株価サイクル研究会 サヤ取り 株価サイクル研究会| 株価の季節周期性を利用して株式投資で儲ける方法をアドバイスします。株で儲かったのは、だいたい10億くらいかねぇ…」 「えっ、本当ですか!?」 200X年の夏ごろでしょうか。ネット掲示板での書き込みからメールのやり取りをするようになり、それがきっかけで、 澤上嘉兵衛(仮名)という相場師の方と知り合いました。 澤上嘉兵衛氏は、かつて商品先物相場で成功し、今は株式投資だけしているそうです。投資額は”控えめにした”ので5000万円くらいとのこと。 控えめで5000万円って、控えてない時はいくら投資していたのか・・・ 嘉兵衛氏とメールで何回かやり取りするうちに、家へ来ないかと誘われました。 最初はメールのやり取りだけの人と会うのはためらいました。 しばらくの間考えましたが、結局お宅へお邪魔することにしました。 8月某日、地名は申し上げられませんが、澤上嘉兵衛氏宅へ駅からタクシーで向かいます。 のどかな田園風景が広がる中、大きな屋敷が見えてきました。 あとで聞いたのですが、長らく都会のマンション暮らしで、その屋敷は10年ほど前に買い取ったものだそうです。 ざっと見たところ、敷地面積500坪以上はあると思います。 敷地内に入ると、車庫には高級国産車、高級外車、軽トラック の順で並んでいました。 玄関先で初対面のあいさつをしましたが、年齢は70歳前後に見受けられます。 「年配の方=パソコンが出来ない」という偏見から少し驚きました。 ちょっとした世間話や相場の話のあと、私は話を切り出しました。 「澤上さんの株式投資法を、全て教えて下さいと申し上げるのは図々しいので、ヒントだけでも(汗)・・・」 「これといった秘密なんかありゃせんよ。毎日、株価を帳面につけて、グラフを描くだけなんだがねぇ」 そう言い終えると、おもむろに戸棚から大きな方眼紙のグラフを取り出し、机の上に広げて説明を始めました。それは過去10年くらいの日経平均を描いたグラフです。他にも個別銘柄や小豆先物のグラフもありました。 それは普通の折れ線グラフで、特殊なものでありません。所々にあるメモ書きも、驚くようなことは書いてありませんでした。 (なんだ、この人もグラフを手描きで描いて”株価の変動感覚を養え”とおっしゃる御仁か…) 正直なところ、早い段階で私の中に失望感が広がり、説明もうわの空で聞いていました。 「がっかりしてるようだね。その気持ちも分からんでもない」 「いえ、・・・はい(汗)」 私たちは、すぐに儲かる気がする今まで聞いたことが無いような投資方法を探し回りがちです。 自分はそのレベルを脱したと思い込んでいましたが、相場で一財産を築いたご本人を目の前にして、何かあっと驚く秘策が聞けるのでは?と期待する 自分がそこには居ました。お恥ずかしい限りです。 すると、「パソコンの置いてある部屋へ行こう」とおっしゃいます。 パソコンを立ち上げると、エクセル(Excel)のファイルを開いて見せてくれました。 (えっ、この方、私よりエクセルを使いこなしてる?・・・) 「これは知り合いに頼んで10万円の謝礼を払って作ってもらったんだよ。今でも帳面や方眼紙に手書きしているけど、やっぱりパソコンは便利だねぇ」 数銘柄のファイルを見せてもらいましたが、そこでも特に秘策めいたものは見受けられません。普通のローソク足チャートや折れ線グラフでした。 「少しヒントをあげよう。株価の季節変動のリズムについて調べてみなさい。そうすると面白いことが分かると思うがね」 「そうなんですか?・・・」 「いや、本当に騙されたと思って2~3ヵ月単位を目安に株価を検証してごらんなさい」 「分かりました。早速帰ったらやってみます」 帰宅の道中では「何を食べて帰ろうかなあ」など考えていて、話を聞けたありがたみを全く分かっていません。 その後、まさかこんな株価の黄金サイクルを発見することになるとは、夢にも思いませんでした。メルマガ こんにちは、はじめまして。株価サイクル研究会の江古田慎一と申します。 私は今、株式投資で資産運用しています。 株で10億円稼いだ相場師、澤上嘉兵衛氏から教えを受けて確立した株式投資法では、 |