彼女のマスターキーevo 女の欲望を覚醒させる唯一の手段 あなたがそう思うのも無理はありません。 まして「口説かなくても」などと、常識はずれなことまで言っていますからね。 しかし、これはまぎれもない事実なのです。これは今現在も私の身に起こり続けている“日常茶飯事”です。 もともとカッコいい男なら普通にありえることかもしれません。 しかし、私は元来の口下手でルックスも悪く、そのコンプレックスから女に声をかけることすらもできなかった、まさに“さえない男の代名詞”。 それなのに、のです。 今でこそ当たり前すぎてなんとも思わなくなりましたが、当時は私のような男に「いい女」のほうから擦り寄ってきてくれて、あっさり抱けてしまうという事実に、ずいぶん感激したものです。 では、私はいったい何をして女を虜にしているのか? その秘密を今からあなたに公開いたします。申し遅れました。私は今井 悠(いまい・ゆう)と申します。 今や女をもてあそんでいる“いけない男”になってしまった私ですが、それでも、見た目は以前と変わらず“さえない男の代名詞”です。 なにしろ、ルックスが自分で見ても「ひでぇな・・・」と思うほどです。天然パーマで一重まぶた、低い身長etc.・・・ そのコンプレックスから、以前は自分の好みの女を見かけても「どうせオレなんて・・・」という気持ちが先に立ち、積極的に声をかけることができなかったんです。 そうは言ってもやはり男ですから「できることならモテたい」という気持ちがあり、当時売られていた恋愛ノウハウをいくつか買ってみたこともありました。 しかし、それらのノウハウはとにかく「口説き落とす」ことが基本で、そのための会話術とかテクニックばかり。 そんな、女に向かう「積極性」を持っている前提で語られても、その積極性をそもそも持ち合わせていなかった私には実践不可能でした。 今でもそういうノウハウがたくさん売られてますけど・・・それはまあ置いといて。「おいおい自己紹介されたところで、そんなウソ臭い話を誰が信じるかよ。」 きっとあなたはそう思われるでしょうね。 当時の私も、同じことを言われてもきっと信じなかったでしょう・・・ ではでは、 ちょっとあなたに紹介したい男がいます。 ネット上で顔もロクに出さなければ、日本ではほとんど群れずに活動しているので 私のことを知っている人間は少ないと思います。 しかし・・・ もし私がただの「口だけの男」だったり「自称・・・」でしたら、 世界的ピックアップアーティストのグルであり恋愛のカリスマ、 ミステリーとパートナーシップなど組めるはずもありません。 今でこそ、「女は口説く必要はない」と、当然のように言っていますが そうなるきっかけがあったのです・・・あるとき私は、自分の身にもそんなことが容易に実現してしまう方法を聞いてしまったのです。 それを教えてくれたのは、当時バイトしていた居酒屋のバイト仲間だった、4つ年上の“帰国子女のいい女”、ミサ先輩。 そう。教えてくれたのは男ではなく、女だったのです。「・・・はあ?」 私はその言葉の意味が全くわかりませんでした。 ミサ先輩は、ブサイクな私のことを最初から恋愛の対象として見ていないこともあり、私を弟のように思って何かと気にかけてくれていました。 その私が何かの話をきっかけに「オレってモテないですから・・・」とこぼしたときに ミサ先輩が言ったのが、さっきの言葉です。 「女から追っかけさせるって、そんなの、できるわけないじゃないですか。 オレみたいなブ男じゃなおさら・・・」 私はとっさにそう答えたのですが、海外生活が長かったためかハッキリものを言う性格のミサ先輩は、こう言ってのけたのです。「ブ男でも女を虜にできる」「ブ男でも女を虜にできる」「ブ男でも女を虜にできる」 私はその言葉に自分が興奮していくのがわかりました。 それでも、ミサ先輩に悟られたくなかったので「ま、またまたぁ〜。そんななぐさめ要らないですよ。」 と、必死に抵抗。しかし、ミサ先輩はさらに衝撃的な言葉を私に浴びせます。 「なぐさめじゃないって。私がそういう経験したから言ってんの。」 「ええ!? ミサ先輩が!?」 信じられませんでした。 極上のいい女で、バイト仲間の |