そのような声が聞こえてきそうですね。確かに中学2年生が英検準2級に合格するのは相当に難しいと思われています。ある県が県立高校生の英語力を調査したところ、 その平均的な英語力は英検4級レベルであったとの報告があります。つまり、一般的には高校生でも英検準2級に合格するのは難しいということになります。ましてや中学2年で合格なんて、よっぽど頭のいい子か帰国子女でないとまず無理だと一般的には思われています。 「一般的には」を強調したのにはわけがあります。 なぜなら、一般的に信じられていることがすべて正しいとは限らないからです。 学校の先生や塾の先生も、実はこの一般的にとらわれていたりします。 ちょっとした勉強のコツを身に付けてしまえば、 帰国子女じゃなくても、小学校の低学年から英語を習ってなくても、中学2年で英検準2級に普通に合格してしまいます。 要するにすべて勉強方法で決まってしまうわけです。 こんなことを書くと文部科学省に怒られるかも知れませんが、学校の先生も塾の先生も効率的なカリキュラムで勉強を進めているとはとても思えません。 その結果が県立高校生の平均的英語力が英検4級レベルという結果になって現れているのです。 「さっきから偉そうなこと言ってるけど、あんた誰?」 申し遅れました。 土井 稔と申します。 実は私、英語教育一筋20年の大ベテランで....... といいたいところですが、 じつは偏差値40台の高校をぎりぎりの成績でやっと卒業した元不良です。 「はあ?そんな馬鹿が何の用だ? さようなら...」 ちょっと待って下さい!! 実は私の息子が中学2年で英検準2級に一発で合格しているのです。 「トンビが鷹を産んだのか?」 いや、そうじゃないんです。 わたしと同じ、立派なトンビです(笑) 「高い金払って優秀な塾にでも通ったか家庭教師でも雇ったのか?」 塾には通わせていません。そんなお金ありませんし。ちなみに、家庭教師はこの私です。 「もういいかげんにしろ! こんどこそ、さようなら....」 ちょっとまってください!!! 実は私、電験3種という合格率10パーセント前後の難関資格に 4ヶ月程度の勉強で一発合格しているんです。 電験3種の他にも数え切れないくらいの国家試験に短期間ですべて一発合格してきました。 「あんたの自慢話を聞いても仕方ないだろう。英検の話はどうなったんだ?」そうなんです。 私の取得してきた資格は英検とはまったく関係ありません。それをなぜここに書いたかと申しますと、受験する資格は違っても 資格取得のためのノウハウというのはすべて同じだ ということを 言いたかったのです。 私が息子に指導したのは勉強法です。 私が数々の資格を取得するにあたって身につけていった勉強法を伝授したのです。 勉強そのものを教えたわけではありません。 というか、教えられません(笑) 英検という資格の傾向を分析し、 いかに効率よく短時間の勉強で合格レベルの力に達するのかということを 自分の資格試験取得の経験から導き出し、応用したのです。その結果が、中学2年で準2級というスピード合格につながったわけです。先ほど、ある県の県立高校生の平均的な英語力が英検4級レベルであったという調査結果を書きましたが、中学1年のときから英語の指導のプロである学校の先生が5年も6年も指導していながら、なぜこのような結果になったのでしょうか。 いろいろな要因はあると思いますが、その中の重要な要因の1つに、 プロであるはずの先生が、明らかに効率の悪い教え方をしているからです。 というより、先生は学習指導要領にしたがって指導しているわけですから、ほんとうの原因は文部科学省ということになるかもしれません。 文部科学省には超一流大学を卒業したいわゆるエリートが大勢いるわけですし、そのような頭のいい方が作成したカリキュラムが効率的でないなどど書くと、いかにも私が適当なことを書いているとお思いになると思いますが、実はここに一般に気づきにくい大きな盲点が隠されているのです。 誤解を恐れずに言えば 頭 |