〜単勝1点買いで 勝つための法則〜 競馬渡辺理論 《 単勝編 》 ◆ 競馬は本来すごく面白いギャンブルです。 何が一番面白いかというと、「推理する過程」が一番面白く、その予想した展開通りに勝敗が 決まった時の充実感は、なんとも言えません。 これを経験したことがあるとないとでは、競馬に対するスタンスが全く違ってくると思います。 ところが最近、そういった競馬の醍醐味とも言える、予想の過程を楽しむ、競馬本来の面白さを 理解していない人が多くなってきているような気がします。 もちろん、当たった外れた、負けた儲かったと、一喜一憂することもいいのですが、 「予想する過程を楽しむ」努力をすることで、競馬の面白さはどんどん広がるし、 自ら楽しんで努力することで、馬券力も自然についてくるのだと思っています。 ◆ 競馬の原点に戻って、単勝で勝負してみませんか? 資金配分にもよりますが、出走馬全頭の単勝馬券を買ったとしても、 余程人気の盲点となった穴馬が1着にならない限り、収支をプラスにすることは難しいです。 湯水のごとく補填され、枯れることのない馬券資金があるわけではない私たちは、 馬券を購入する時、負けたくない一心で、時間をかけて購入馬券検討をしているはずです。 「単勝の1点買い」は、3連馬券の確率に比べたら、断然当たる確率は高いはずなのに、 実際に馬券を買ってみると、自分の選んだ馬はなかなか1着に来ません。 さらに、好不調の波があるのか、単なる確率上の問題なのか、びっくりするくらい、 不安でくじけそうになるくらい、連敗が続くこともあります。 測ったかのように、ゴール直前、わずか数センチで差されてしまったり、 今回に限ってゲートの出が悪かったり、ゲートを出た瞬間に大きく躓いたり、 道中他馬にぶつけられたり、進路を塞がれてしまったり、 挙句の果てに騎手が落馬したり、 不運なことに、落馬事故に巻き込まれてしまったり、突然故障してしまい競争中止、等々。。 自分の選んだ渾身の一頭が、1着に来ない理由は、レース後にいくらでもみつけることができます。 もっとも悔しいのは、馬の調子は絶好調で、馬は頑張って走っているのに、 騎手との連携が上手くいかず、馬の能力を十分に出し切れないで終わった時です。 位置取りが悪かったり、コース読みが甘かったり、走ろうとする馬の気分を損ねたり、 仕掛けのタイミングが合わなかったり、捌き方が甘く馬を追えなかったり。。 一つのレースだけでも、ギャンブルという理由だけで片付けて欲しくない、 競馬にかかわる多くの人々の、数多くのドラマが凝縮されていて、 そのドラマの中に僕たちも含まれているのです。 消える人気馬の法則 負けたくない一心で、グリグリの人気馬の単勝を買ったことはありませんか? 確かに、人気になるほどの馬は、それなりの勝つであろう理由、能力を持っています。 しかし、人気があるからと言って、勝てるほど”競馬は甘くはありません” 「銀行レース」と思われるレースに限って、波乱の決着となることが多いと思いませんか? |