なぜかあの人はモテる。でも、なんでだろう。 特別美人なわけではないし、スタイルがいいわけでもない。 なぜ? もしかすると、あなたは女性がモテる本当の理由に気づいていないのかもしれません。 どうすれば愛されるのか? ――これはすべての女性が追求する永遠のテーマです。 毎日エステに通い、ダイエットに挑戦し、かわいい洋服を買い求める。 女性であれば、キレイになりたいと思うのはごく自然なことです。 しかし、現実には努力しても愛される人と愛されない人がいます。 誰もが愛されたいと思っているのに、思うようにいかないのが現実です。 「私、こんなに女を磨いているのに、なんで男は見向きもしないんだろう」 「やっぱり、女は顔なんだ。結局男ってそう」 こんなことを思ってしまったなら、あなたは「声」に魅力がないのかもしれません。 「え? 声?」 そうです。 愛される人は決まって「声」が美しいのです。 こちらは『こまち』(2007年7月号)に掲載された記事です。無意識の領域に働きかける「声」に各種メディアも注目し始めています。 左下に見えるのは本書の監修を務めていただいた齋藤翔氏です。 齋藤氏は「顔などの美しさは脳を解して判断しますが、声は人間の本能に直接働きかけ、ほぼ無意識の領域で人の印象に影響を与えます」と言います。 『からだにいいこと』2007年7月号「モテ声特集」 『こまち』2007年7月号「モテ声特集」どっちも「モテ声」というテーマで齋藤氏が取材を受けています。 今後も、「声」の影響力は注目を集めるでしょう。 「えっ、そんな。声がいいとモテるの?」 あなたは、にわかに信じられないかもしれません。 それも無理はないでしょう。 なぜなら、声を普段意識している人がほとんどいないからです。 あなたの周りにも「声がいいとモテるんだよ」と言っている人はおそらくいないのではないでしょうか。 しかし、ほとんどの人は声を意識はしていないけど、「無意識のうち」に声で、好きか嫌いかを決めているのです。 今まであまり意識したことのない「声」。 あなたがいち早く「モテ声」を身につけてしまえば、みるみるうちに周りの評価が変わってくるでしょう。 このページを読み終わった後は、「声が変われば人生が変わる」と本気で思っていただけるはずです。 まずは、「声」がいかに無意識のうちに評価の対象になっているかということをお話ししましょう。 あなたが尊敬し、あこがれている女性を一人思い浮かべてください。 身近な人でも結構ですし、テレビに出ている女優やアナウンサーでも構いません。 どうでしょうか? 誰か思い浮かびましたか? 今、あなたが思い浮かべた女性は顔がキレイな人ですか?おそらくそうでしょう。 きっと、スタイルも抜群でしょうね。 やはり、外見の魅力というのはそれだけインパクトがありますから。 それでは、単にスタイルが良かったら、それだけで美しい女性として尊敬できますか? ファッションモデルのような体型をしていれば、 「実は昨日、スーパーで万引きして逮捕された」 という女性でも、女性としてあこがれますか? 答えはたぶん、「ノー」でしょう。 もちろん外見の美しさを否定しているのではありません。 大切なのは外見の美しさが何から生まれているのかということです。< |